今週のワイン紹介2

皆さま、こんにちは。
まん延防止等重点措置が発令されて早数日。
食事やお酒を楽しむ時間が少なくなってしまいましたが、限られた時間の中で楽しんで頂けるよう精一杯努めていますので、よろしくお願いいたします。

前回スパークリングワインでしたので、今回は白ワインを紹介したいと思います。

今回のワインは、サンタ・クルス・デ・アルタスです。

赤ワインの名産地リオハにあるボデガ、アルタディ社がナバーラ州で造る白ワインです。
ナバーラ州と聞いてもパッと思い浮かばない人が多いかと思いますが、スペイン3大祭りの1つ牛追い祭り(サン・フェルミン)が行われるパンプローナがある州です。

ちなみに当店の名前フェルミンチョは、このサン・フェルミンが由来です!
オーナーシェフの誕生日がサン・フェルミンの7月7日であり、現地修行時代の呼び名がフェルミンチョだったそうです。

ナバーラ州の話で少し脱線してしまいましたが、このワインはガルナッチャ・ブランカというブドウを使っています。
樽で発酵していますが、その後はステンレスタンクで澱と一緒に熟成しているため、樽のニュアンスを感じながら、ブドウ本来の良さを感じられるワインです。

ナバーラ州は野菜で有名なエリアでありますので、現在でしたらピキージョという赤ピーマンを使った料理や、これからの季節ですと、ホワイトアスパラを使った料理とオススメです!
写真はナバーラ州の一風景で、右側のカバーで覆われているエリアにホワイトアスパラの畑です。

まだまだ大変な時期が続きますが、引き続き読んで頂けたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

今週のワイン紹介1

皆さま、はじめまして。
フェルミンチョで働いて、約2年になりましたホールスタッフのKと申します。
スペインでのワインの勉強やワインショップでの仕事を経て、こちらで働き始めました。

これまでのスペインやフェルミンチョでの経験からのワイン紹介をこれから書いていきますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

最初の今回は、スパークリングワインです。
スペインのスパークリングワインというと、カバを思い浮かべる方が多いと思いますが、当店にはほとんどカバと名乗っているスパークリングワインはありません。

その中でも人気なものとして挙げられるのは、グラモナ・インペリアルです。

こちらは数年前までカバを名乗っていましたが、他の数社とと共にコルピナットと呼ばれる団体を作り、高品質なスパークリングワインを造っています。
詳しくは2年前にシェフや先輩達がワイナリーに訪問した記事がありますので、そちらを是非読んでみて下さい。

このグラモナ・インペリアルは、50ヶ月以上の熟成によるふくよかな味わいと心地よい発泡性が特徴的で、最初のアペリティーボから様々なお料理と相性が良いです。

よく料理とワインを合わせたペアリングを注文される方がいらっしゃいますが、私個人的にはこのグラモナ・インペリアル1本で様々な料理とお楽しみ頂けたらと思っております。
そうすることで、ワイン自体の様々な姿を見ることが出来るでしょう。

このような形で、週に一回ワインを紹介していく予定ですので、これからよろしくお願いいたします。

ホールスタッフK

まん延防止等重点措置による営業時間変更のお知らせ

東京にもまん延防止等重点措置が発令されました。
東京都の要請にしたがって、当店も営業時間の変更をお知らせ致します。

令和4年1月21日(金)~2月13日(日)

夜 17:00~21:00(最終入店19:00)

◇酒類の提供は20:00まで。
◇5名様以上は全員の陰性の
検査結果のご提示をお願い致します。
◇入店時のアルコール消毒、検温にご協力ください。
◇仕入れの都合がございますので、なるべく前日までのご予約をお願い致します。
 当日ですと、ご案内できないこともございます。
◇ご予約の状況によっては、早終いや臨時休業をさせて頂くこともございます。

引き続き、従業員のマスク着用、定期的な換気、席の間隔を空けてのご案内等、感染拡大防止に努めて参りますので、何卒、ご理解、ご協力をお願い致します。

心の故郷Fonda Salaへ

だいぶご無沙汰してしまった。4~5年ぶりの訪問。バルセロナから電車で1時間ほど電車に揺られてVicへ。スペインあるあるで電車で事件が。乗った電車一切アナウンスがない。Vicまで行くはずの電車が途中から逆走。勘ががすぐに働きなんかヤバイやつかと思い電車内を歩いて探索するといるのは自分らともう一口のカタルーニャ人のグループ。どこに行くんだって聞いたらpuigcerdaと言う我々がVicより遥か先の街へ。これ絶対行かないやつだと思いすぐに降りた。そしたらないはずやね電車がすぐに来た。ラッキー。時刻表を信じてはいけない。信じてよいのは自分の感性笑 信じられないことが当たり前のように起こる国なんです。Vicから数少ないバスに乗りOlostへ。もし気付かずに乗ってたらバスには乗れなかった。バスで1人6€くらいだったかな。タクシーだと40€くらいかかるかもしれない。
私が1年ちょっと山籠りさせて頂いたFonda Salaに。手前のスペースはバルのような感じで街の人らや労働者に愛されるスペース。奥はガストロノミーな料理を楽しめるレストランのスペース。家族経営のお店で親子で料理を作り父は伝統カタルーニャ料理の権威。息子は父の料理を引き継ぎながらアルサックやスベロアで研鑽を積んだそこそこまともなやつ笑 長男はソムリエ。

お父さんは良いものが大好きでアートや芸術、そしてワインのコレクションもすごい。私がいたころペトリュス82年が1800€だった。安い。高いけど安い。その性格は料理にも現れていて食材にも妥協がない。

ワインセラーの入り口

ベガシシリアの山。全部入ってました笑

フェルミンチョにあるウニコはここで買わせてもらってるものもあります。古いウニコなんてなかなか買えませんから。

まぁよくあるやつです。

オマールブルーのサラダ仕立て

ビエのカネロニ。イノシシやキジや色んなお肉が入ってます。

グラモナと双璧の作り手であるレカレド社のbrut de brut。やはり旨い。

これなーんだ?

グラモナのソーヴィニヨンブラン。スパークリングの作り手でなかなか秀逸な白ワイン作るところは少ない。

ホイル焼きは黒トリュフの丸焼き。塩漬け豚バラ肉で巻いてオーブン焼きカネロニもですがこの料理もスペシャリテ

スズキのドノスティア風。ヨーロッパのスズキは美味い。何が違うのかな?品種自体も違う気がします。スペインのスズキ中骨とかかなり厳ついですし。値段もk40€くらい。めちゃ高い。

野うさぎのロワイヤルこれもまた美味い。

今回の旅の復習。pagos viejosもう今は作っていません。

野生の山羊のロースト。臭みがなく旨味がぎゅっと。

最後に写真を一枚パチリ。

オンダリビアの家族と同じくらい大事な家族。アラメダもフォンダサラの人らもみんな温かい。人として大事な事はここで学んだ気がします。いつもマダムのアウロラはいつでも何かあればうちに来なさい。チンヤって言われてました。温かい。そして私の名前はシンヤ!今も変わらずチンヤでした。まぁどうでもええけど。もっと成長しないとなと心を改めるキッカケになる場所です。また行きます。

Gramona

だいぶ間が空いてしまいました。世の中は新型コロナウィルスで大混乱。当店も例外ではなく非常に厳しい状況に立たされています。こんなご時世ですが不謹慎とは思わず来ていただけると大変救われます。美味しいものを食べて飲んで笑って免疫を高めましょう。

ビルバオから空路バルセロナに移動しグラモナへ。昔からずっと大好きなスパークリングの生産者。数年前にDO CAVAを脱退し9つの生産者と共にCORPINNATと言う新しいカテゴリーを作った。その後3ワイナリーが加わり今は12生産者。何故昨今カバの生産者の中で脱退して新しいカテゴリーを作るのか?私も日々営業しながら感じますがCAVA=安いスペインのスパークリングと言うイメージが消費者に根付いてるよいに感じます。グラモナなんかはその対極にある生産者長期熟成されたカバの代表的な生産者。一番スタンダードなものでも最低3年熟成しグランレセルバだ。CAVAだから低品質ではないし必ずしも安いわけではない。高品質で美味しいものも沢山作られています。DO CAVAのルールは一部の大手生産者に有利な法律になってると聞きます。真面目にやってる人ほど損をするようなシステムではそりゃ嫌になりますよね。CORPINNATの意味はcorazon de penedesという意味だそうだそだ。ペネデスの中心?ハート?と言う和訳になるのかな。とにかく熱いハートを持った奴らと言うのは間違いなさそうだ。

私自身今回の訪問は二度目。変わらず素晴らしい畑とフィロソフィーを持ち環境に優しいワイン造りをしていた。ワイナリーの電気、冷暖房、タンクの冷却のエネルギーは全て太陽光発電。可能な限り自然に優しく。そして畑の見学の車は電気自動車。

ARGENTに使われるシャルドネの畑

グラモナは全てビオディナミ農法で作られています。

畑仕事は可能な限り機械は使いません。


ちょっとしたミニ動物園かと思うくらい色んな動物がいました。そして共存している。


スペシャルキュベになる予定。15年熟成と言うのが少量リリースされたそう。

グラモナの真骨頂。ずっとそれらシステムで守られてきたチャレロので作られてるリキュール。これがグラモナの複雑な味を作り出すのだろう。

歴史を感じます。

ボデガ見学のあとは昼食

色々食べたがやはりスペインはメルルーサが美味い。ぜひスペインではメルルーサを食べてみてください。あと付け合わせのインゲンもまた火入れが抜群シャキシャキウマウマ。

最後にショッチョーのシャビエルたちとみんなで一枚。

カタルーニャも今カタルーニャ問題と言う政治的問題の煽りを受けスペイン全土で不買運動により販売が苦戦しています。そして今はコロナ。人の心配している場合ではないが、こんな時こそくだらない政治問題とか無しにして人同士助け合うことできないものか?スペイン人もカタルーニャ人も基本みんな根が優しいはずなのに。経済的にも苦しいが人の行動の見苦しさが目立ちますね。美味しいワイン飲んで楽しみましょう!考えてもどうしようもないので。この後はAgusti torello mataに。しかし衝撃のアポは貰ってないと言う塩対応に晒されてスキップします。

Artadi その2

Artadiとはバスク語でencinaの森があるところというそう。ドングリがなるかしの木、オークですね。

キレイに並べられた2019年に収穫したもの。

これで新しい試みをするそうな。

普通のキャップではなくこの赤いキャップをしたワインはワイナリーで何年か寝かせてる証の印だそう。このキャップのものを市場に出回るのはいつだろうか。楽しみだ。

ワイナリーを見させていただきコメドールに。Artadiはワインの生産者でもありながらディストリビューターでもあります。フランスの素晴らしい生産者のワインが沢山ありました。

上からトルティージャデパタタ、ピキージョピーマンアサード、チョリソー、パタタアラリオハーナ。写真にはないがプレサイベリカもあった。このシンプルな料理から想像できるだろうか?トルティージャはじゃがいもと卵と塩のみ。じゃがいもが甘く卵も絶妙な火入れでねっとり旨さが口の中に広がる。想像を絶するくらい美味いのだ。特にこのピキージョピーマン、これを5人で3皿も食べた。このねっとりとしたテクスチャーで優しい甘さ。日本に帰って再現を試みたが出来ない。酸味が出てしまう。ピキージョピーマンの質の違いだろうか。ちなみにこのピキージョはこの食事でお供をしたsantacruzdeartazu blancoの畑の近くで取れたピキージョで仲の良いおばさんに焼き剥いてもらったものを買ってるそう。これを4時間かけてゆっくりコンフィしたもの。

このただのチョリソーの様に一見見えるがこれまた素晴らしい。毎年4頭屠殺して自分らで食べるものを作るそう。使う肉は雌ブタに限る。どうして雌ブタと書くと汚らしい言葉になってしまうのであろうか?スペイン語でもCerda!!とか罵る言葉である。雄豚。。。雌豚。ブタの部分を豚にすると柔らかく聞こえますね。スペインにいる時よくGuarro!!と罵られてました。汚いですね。しかし雄豚さんは産まれてすぐ去勢されてしまうのでどうなのだろうか。雄豚では臭くなるそう。やはり漢は臭い生き物なんです。私自身は無臭派の部類だと思ってますが。話が脱線してしまった。やはり牛もそうだが豚も雌が美味いんだと言うのを知った。多分普通は雄雌仕分けせずに屠殺され加工される。雌だけのチョリソーを食べられるなんて限られた場所でしか食べれないであろう。

じゃがいもとチョリソーのリオハ風煮込みじゃがいも、にんにく、チョリソー、ローリエだけ。これだけで美味くなるのがスペイン料理の真骨頂。

写真はないがプレサイベリカ。間違いのない美味さ。またここでピキージョのアサードが活躍。お肉にピキージョを乗せても美味い。オーナーのファンカルロスが言うにはピキージョはソース見たいなものだと。トルティージャに乗せても美味い。何しても美味いのだ。料理はシンプルな良い素材と調理法。ワインは良い葡萄とシンプルな醸造方法。厳密にはセンシティブな仕事があるのかもしれないが。似てると思うんですよね。美味しいものを造る方程式。

La pozaも美味い。しっかり凝縮しており緻密で繊細。しっかり太陽を浴びても標高600mの夕方には日陰になり寒暖差のある地形。そして適切なタイミングでの収穫と醸造。クリーンで甘い優しいタンニンが印象。

最初にリオハと言ったがArtadiのワインはアラバのワインである。畑は全てアラバにある。もはやリオハではない。別次元のワインになりつつある。ファンカルロス氏が言っていた。気候変動が激しい昨今でDOCaリオハの様な大きな組織にいてはこの激しい変動には即時に対応できないと。近い将来Artadiの様な生産者が出てくるのが想像できてしまう。私は私。ArtadiはArtadiでしかない。

話に夢中になりいつの間にか良い時間。またの再会を約束し、夕方のバルセロナ行きのフライトに間にあわせるためにビルバオへ。

また行きます。次はバルセロナ。

Artadi

バスク地方、リオハ地方最終日はRiojaの名門Artadi。世界でも最も注目されているRiojaの生産者の一つであるのは間違いないであろう。その一つの理由はDOCaリオハを脱退した数少ない?唯一?の生産者だからだ。私自身も抜けた人と言うのは未だに聞いたことなかった。11月に当店に来てくださった御縁もあり今回の訪問が叶った。

うちのel pisonコレクションにも全てサインしてもらいました。

向かいはカンピージョ

Sierra CantabriaとLa guardiaの街が見えます。こちらの空はいつ見ても吸い込まれます。

ティスティングルームには知らないワインが沢山。こちらのワイナリーの特徴は各Parcela(区画)事に分けて醸造をし瓶詰めして製品化します。ブルゴーニュでは当たり前かもしれないがRiojaでは珍しい。細かく細分化され各テロワールを表現しております。

1枚目がvaldegines 2枚目がLa poza de Ballestero。川を挟んで隣にある畑。当たり前なんですが隣なだけで全く違うミクロクリマ。前者は午前中の優しい太陽光を沢山浴び、後者は昼から夕方にかけての強い日差しを受ける畑。そうなると収穫の時期も一週間から二週間違ってくるそうだ。

El Pisonの畑ラベルにもなっている入口の風景。

古木のゴブレのテンプラニージョ。

エネルギーを感じる畑だ。良いワインは良い葡萄から。畑の見学が終わりワイナリーへ。

calle Laurel

La guardiaからLogronoに移動しバル街で有名なcalle Laurelへ。行った時期が悪かった。Reyesの日の後は閑散。

後から聞いた話Reyesが終わるとバカンスを取るそうな。スペインのクリスマスは1月6日までなんですね。活気がない。しかし私たちも食べる気力もない(笑)これで良かったのかもしれない。Vinedos paganosで抜栓した二本のワインを持ち込ませてもらう。こちらはワインを持ち込む文化が浸透しています。さすがスペインのワインの首都Riojaですね。

サラダとか軽いものしかもう受け付けませんでした。旅も終盤に差し掛かり胃がかなりダメージが蓄積され消化しません。運動するなり何かしなきゃいけませんね。次回に続く

Asador Alameda

私が昔働いたお店はオンダリビアのAlameda同じくポプラ並木の前にありこちらもAlameda。Roda社のAgustin氏のオススメのアサドール。事前にAgustin氏から地元の伝統的な料理のお店か星付きレストランかこちらのAsadorのどれが良いか聞かれており迷わず選んだ選択肢。スペインに来ると無性にチュレトンを食べたくなる。チュレトンが食べたかったがための選択(笑)我ながら最高の選択をしたと思う。

アペリティーボは南瓜のスープ、クロケッタ、チストーラ。シンプルだけど食べて分かる間違いのないクオリティー。

アーティーチョークとボラハスの皿。優しい旨さをまとい食べ疲れた旅の胃に優しく響きます(笑)アルカパラネスアルビア豆の丸くした様な豆。リオハで良く食べるそうな。付け合わせのギンディージャと共にメリハリを付けながら頂く。こちらも申し分なく美味い。

このカジョスは最高だった。mejor callos de mi vida!と思わず言ってしまった。ほんとそれくらいに美味しかった。この時点でかなりの満足度。

はいチュレトン。ドカン!熟成ガリシア牛。チュレトンって焼き方焼き具合も大事だけどやはり旨味をどれだけ引き出せた肉を焼くかが大事かなと。良い肉をいかに仕入れるのが大事かもしれない。これもまた素晴らしく美味かった。硬さを全く感じず噛めば旨味が溢れ出る。これは4人でペロリ。

最後は山羊のチュレティージャ。臭みは全くなく旨味の塊。山羊ってこんな美味かったのか?あれだけ食べてペロリと食べれてしまう。まぁ食べ過ぎですね。。

Alamedaの巨匠と一枚を。奥様は料理、ご主人は焼き場。素敵なお店でした。合わせたワインは贅沢にもRoda I Corimbo ⅠCirsionの三種。感想はお伝えしなくても素晴らしさ分かりますよね。この後更にワイナリー巡りが。。。続く

RIOJAへ RODA編

朝一、サンセバスチャン空港に車を取りに行く。サンセバスチャン空港という名前ではあるが実はオンダリビアにある。サンセバスチャン空港にロンドン便がができると聞いた。出来たら使い勝手良さそう。毎回ビルバオからサンセバスチャンに移動するのがめんどくさいので。どうでもよい話はさておき、当店で最も売れており人気のRODAに行ってきました。

最近新しく増設された醸造所。新しいプロジェクトワインも試作されてました。こちらのワイナリーは赤ワインしか造ってないのですが実は白ワインも試作ではあるのですが造っているのです。まだ市場には出ていません。RODA社曰くRODAを名乗るに相応しい味に達していないからだと。なんでも良いから売れれば良いと言う生産者ではないのです。きっとRODAの名前が付いた白ワインであればすぐ売り切れてしまうでしょう。しかし納得するクオリティに達しなければ市場には出さないのです。それを聞くだけでRODAのワインを飲む時は真剣に飲まなければと姿勢が正されます。

いつ来ても清潔さを感じる。19年は非常に良い年だそう。楽しみだ。

施設内の空調、醸造に使う熱源や電気も全てソーラーパネルで賄っている。近年急速な気候変動に悩まされている生産者も多くサティスナブルな活動をするワイナリーが増えている。ロダ社もその活動に力を入れている生産者の一つ。そとは3度しかないのにソーラーパネルは100度を超えている。知らないうちに色んな技術が進歩してるんだなと思った。

テイスティングはSELA,RODA,CORIMBOだけしてレストランに移動する。次の予定があるためレストランにて続けることに。