今回紹介するワインは、ドニエネ ベインテです。
白ワインを希望されるお客様には味のお好みやご予算を聞くのですが、味は辛口が良いというお声をよく聞きます。
シェリーなどを除き基本的には辛口のものが多く、次にどういった辛口が良いかも伺います。
すっきりした辛口、フルーティーな辛口、しっかりボディのある辛口などをお伝えして、すっきりした辛口となると、まず候補にチャコリが挙がります。
チャコリは、スペイン北部バスク地方で造られるワインで微発泡性のものが多く、高い位置から注がれることもあり、バスクブームと同時に認知度が上がりました。
今回のドニエネ ベインテも、チャコリと呼ばれるものではありますが、こちらは微発泡ではありません。
8ヶ月間の樽熟成をしており、フレッシュな微発泡は無くなり少しボディが出てきていますが、本来持っている豊かな酸のおかげで、すっきりした味わいを保っています。
こちらのボデガには4年前、サン・セバスティアンのワインショップで働いていた時に訪問したことがあり、アンチョビやベントレスカと呼ばれるビンナガマグロのトロツナの缶詰、またマグロのタルタルと言った食材に合わせて楽しみました。
当店ですと、魚介類はもちろん今が旬のホワイトアスパラを使った料理とも相性が良いと思いますので、ご希望の場合は、予約の際にお伝え下さい!
まん延防止等重点措置法が延長となりましたが、少しずつお客様が戻ってきており、個室が埋まっている日も出てきています。
お席のご希望などございましたら、お早めにご連絡下さい。